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「星間飛行」ありがとうございました! +10行SSS 

はっ、気がついたらもう7月になってる……
遅くなりましたが、先月18日の「星間飛行」で当スペースにおいでくださった皆様、
ありがとうございました!
沢山の皆様のお手元に本をお届けすることができて、嬉しく思っています。
と同時に次もまた本を出さないとな……と新たな緊張とわくわくを感じております。
次の即売会は、☆矢が9月のパラダイス銀河になる予定です。
売り切れの本もありませんし、もう少し刷り足して持参する予定です。
そして新刊……頑張ります。

昨日は、即売会などでお世話になっている+初めてお会いするLCファンの皆様のオフ会に
参加させていただきました。
目の前でさらさらと多数のイケメン(蠍水瓶蟹射手……)が描かれる様を目の当たりにして
「うわー」と言い続けるのもなんだなーと思ったので、持参のポメラで10行SSSを
ぱたぱたと連発で書いていました。
いつもこの速度で書ければいいのに! いつもこの速度で書ければいいのに!
追い詰められると強い子・いたばです。
一部は裏に掲載いたしますので、18歳以上の方はそちらをごらんください。

10行SSS、追記からどうぞ。改行以外の修正は基本的にしていません。タイトルは今決めました。
手書きでスケブにSSSを書くという超暴挙もやったので、後で頑張って打ち直しますね……

『雪』

肌をこごらせる寒気で目が覚めた。
口許まで覆ったシーツに、霜が降りている。この夏の盛りに、降るはずのない雪が、部屋の隅に吹きだまっていた。
「デジェル……」
天蓋の内側に溜まる冷気が、カルディアの言葉を白い靄に変えた。その中で、男は目を細めた。
「ここまでしなくてもいいだろ。寒すぎる」
氷の手が、彼の過剰な熱に赤らむ頬に触れていた。
「お前が自重すれば、私はここまでしない!」
霜降る夜空のように冷たい怒声と裏腹に、まだ熱い滴が、彼の被ったシーツの上に滴った。泣くなよ、と彼は言った。誰が泣いているのだ、と答えがあった。


『犬』

私は一匹の飼い犬を持っている。
かつては大層な血統だったようだが、些末なことに興味はない。私の飼い犬は私にとても忠実だ。強く逞しく私とあの方を守る番犬であればよい。
私は時々、飼い犬に褒美をくれてやる。甘い菓子を投げてよこし、私の前にひざまずいた飼い犬の頭を撫でてやる。時々、靴を投げてやる。ラダマンティス、と菓子より甘ったるい声で名を呼び、取ってこいと命じる。
飼い犬だから表情はない。けれど私の飼い犬は拾ってきた靴を私の足に恭しく履かせ、宝石のついた爪先で顔を蹴られる。
その刹那、私は私の飼い犬を愛しく思うのだ。

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